2019年11月21日(木)東京ビッグサイト西展示棟にて開催されましたHOSPEX Japan2019会場内セミナーにて弊社学術部 栗原靖弘より、「日本の医療現場の要求条件に応じた洗浄器・滅菌器の機種選定におけるポイント〜メーカーの立場から〜」の演題にて講演をさせていただきました。
24時間稼働している滅菌供給部門は欧州では一般的ですが、日本国内では24時間稼働の滅菌供給部門は非常に少ないです。このような点一つだけをとってみても日本は欧州・北米の医療現場と要求条件が異っています。そのため欧州で主流となっているサイズの高圧蒸気滅菌器は日本国内では普及が進まず、それとは異なるサイズの大型の滅菌器が日本では普及しているという現状があります。( Key word: 欧州製滅菌器 / 新築改築 滅菌器選定 / ハイブリッド滅菌器 感震センサー )日本の大学病院などで現在主流となっているフロアローディングタイプには、どのような設備が必要となるか?地震大国である日本の震災対策で「現在考えられる最も先進的な考え」に基づいた製品には、どのような機能が必要となるか?などを解説いたしました。
この度はこのような大きなセミナーで講演の機会をいただきましたこと、日本能率協会・日本医療機器学会並びに展示実行計画委員長の大阪大学医学部附属病院・高階先生をはじめ関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
会場でお約束しましたスライドデータは下記よりダウンロードの程お願いいたします。なお、アップロードできるサイズに制限がある関係でファイルは3つに分かれております。また、圧縮ソフトの関係で一部スマートフォンでPDFが正しく表示できない場合がございます。その際は、PCにてダウンロードの上、お試しいただきたくお願い申し上げます。
HOSPEX 講演会 栗原スライドNo.1 (ファイルサイズ5MB)
HOSPEX 講演会 栗原スライドNo.2 (ファイルサイズ5MB)
HOSPEX 講演会 栗原スライドNo.3(ファイルサイズ5MB)
上記のダウンロードと重複いたしますが、今回使用致しましたスライド数枚を下記に掲載いたします。
この度は、非常に熱心にご聴講いただいただだけでなく、講演後に非常にたくさんのご質問をいただき誠にありがとうございました。滅菌供給業務の現場における要求条件はEU諸国・北米と日本とではかなり異なることを改めて実感いたしました。日本の要求条件に従った適切な洗浄器・滅菌器の機種の選択に本日の講演内容がお役に立てましたら幸いでございます。
弊社栗原による次回のセミナーは現在までのところ下記の通りとなっております。
2019年11月23日(土)日本医療機器学会 第20回第2種滅菌技士認定講習会
高圧蒸気滅菌と低温蒸気ホルムアルデヒド(LTSF)滅菌を担当
2020年1月18日(土)第1回沖縄県滅菌業務研究会
「滅菌供給業務の必要性と洗浄滅菌の基礎」
2020年6月23日(火)イーコンプライアンス オンライン配信Webセミナー
「滅菌バリデーションの前に学んでおきたい滅菌の基本 滅菌技士認定医講習会のテキスト・ガイドライン・事例から学ぶ! 滅菌の基礎と滅菌器取扱いの注意点」
2020年10月8日(木)技術情報協会 Live配信セミナー
2020年12月13日(日)第12回北陸中材業務・感染対策研究会
「第2種滅菌技士認定講習会テキスト『医療現場の滅菌』2020年改訂のポイントと洗浄・滅菌における最新情報」
講演内容などの詳細は各研究会のホームページでご確認のほどお願い申し上げます。